KOTOBAYA 雑記帳

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たくさんあるものこそ大切にしたい 04:02
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    ヒトがビタミン類を体内でつくることができなかったり、惜しげもなく排泄して脂肪みたいにため込んだりしないのは、お手軽に自然界から調達できるからだそうだ。たくさんあるから大切にされなかったんだよね。


    一方で、ヒトはないものを何とか生み出そうともしてきた。「中国人は道徳心がないから儒教が生まれた。日本人は勇気がないから武士道が生まれた。アングロサクソンはずるいからフェアプレーの精神が生まれた」、こんな記事を見かけたけど、なるほどなと思ったよ。「必要なものは、ないから生まれてくる」ということなんだね。


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    ところで、最近みんな、他県の人は福島のこと全然わかってない、誤解しているって言うんだけど、それは仕方がないことなのかなって思ったりもする。ゴネればお金がもらえるとか、ヒステリックに騒いでいるとかって、それはないでしょうと思うこともあるけれど、断片的な情報だけだとそう見えてしまうのかもしれないね。私だってほかの土地に住んでいたら、どれだけ関心があったか疑問だもの。

    別に原発事故だけじゃない。これまでだって、
    男性は女性のことを理解していないといい、子どもがいる人はいない人のことを理解していないといい、健常者は障害者のことを理解していないといい、都会の人は地方の人のことを理解していないといい、結局、わかってほしいのにわかってもらえないという苦悩はいたるところにあったわけだしね。


    今、人とのつながりとか絆をやたらと強調しなければならないのも、それらは放っておけばあっさり切れてしまう性質を持っているからなんだろうな。男と女も、被災地と非被災地も、分かり合えないということを前提にしたほうが、ずっとうまくいくのかもしれないね。

    ただね、ないものを何とかつくりだす努力も尊いけれども、もともとこの土地にふんだんにあるもの、つまり、勤勉さとか、愚直さとか、辛抱強さとか、そういったものに目を向けて、もう少し地元の人間を信じてほしいとも思っている。身近にいるとたいしたことないと思ってしまいがちだけれども、福島を愛する気持ちは地元の人が一番強いと思うんだ。

    | 福島のこととか | comments(0) | trackbacks(0) | posted by m-minako - -
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