KOTOBAYA 雑記帳

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「ニッポンのジレンマ」を見たよ 00:15
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    明けましておめでとうございます!


    “一年の計は元旦にあり”というからには充実した日にしなくっちゃと思っていたら、元日の深夜にEテレで「ニッポンのジレンマ」という超エキサイティングな番組をやっていた。見ていたら、
    トイレに立つこともできないほど引き込まれてしまったよ。ああ、若いってスバラシイ! 賢いってカッコイイ!!

    今まで、頭のおかたいおじさんばかりの政治討論とか、相手をぎゃふんと言わせることしか考えていない政治ネタのトーク番組ばっかりでほとほと嫌気が差していたところだった。さすがNHKはおもしろいことやるよね。


    論客は魅力的な人たちが名を連ねていた。みんなすごかったけど、特に萱野さん、飯野さん、荻上さんが光っていた。東大卒ってやっぱすごいんだな。それと、開沼さんは福島が誇る若き研究者だ。原発事故が起きる少し前に出版された『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』は私も読んだけど、とても丁寧に調べられていて圧倒された。まるで事故を予言していたみたいなタイミングだったよね。


    とにかく、これからの日本は若い彼らに任せちゃって世直しをしてもらったほうがいいな、そんなふうに思えるほど濃〜い内容だった。後でもう一回、オンデマンドで番組を見直してみたいな。


    それと、今年は仕事の合間に何とか時間をつくって、私も自主的に調査研究レポートとかまとめてみたいなあ、そんなふうに研究欲をかき立てられる番組だった。あのね、言っておくけど、大人になってもやっぱり勉強したいんだよ。向学心は若者だけの特権じゃないからねっ。


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    ――ニッポンのジレンマに出ていた人たち――


    ○飯田 泰之
    エコノミスト 駒澤大学准教授
    1975年 東京生まれ
    財務省財務総合政策研究所上席客員研究員。専門は経済政策・マクロ経済学。
    日本社会の諸問題を、経済学の視点から明快に分析する気鋭のエコノミスト。


    ○猪子 寿之
    ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表
    1977年生まれ 徳島県出身
    2001年東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ創業。プログラマ、ロボットエンジニア、数学者、建築家、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、編集者など、情報化社会の様々なものづくりのスペシャリストを率いる。


    ○宇野 常寛
    評論家 批評誌〈PLANETS〉編集長
    1978年生まれ 青森県出身
    現代ポップカルチャー分析を中心に、文芸批評、社会時評、メディア論などで活躍。
    21世紀の社会的・文化的な変動を鋭く描き出す評論で、若者を中心にカリスマ的な人気を誇る。


    ○荻上 チキ
    評論家
    ウェブサイト〈シノドスジャーナル〉編集長
    メールマガジン〈αシノドス〉編集長
    1981年生まれ
    ウェブサイト、ブログ、ラジオ、インターネット放送等、さまざまなメディアで活躍する評論家。 政治、経済、サブカルチャーから様々な社会問題にいたるまで、幅広い言及と問題意識で注目を集める。


    ○開沼 博
    社会学者
    1984年生まれ 福島県出身
    学術誌の他、「文藝春秋」「AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。地域社会に立脚した斬新な視点で原発問題をとらえた論考が高い評価を得た。


    ○萱野 稔人
    哲学者
    津田塾大学学芸部国際関係学科准教授
    1970年 愛知県生まれ
    資本主義と世界経済の展望と、国家が担うべき役割についての深い考察で知られ、哲学の枠を超えて現代の問題にとりくむ哲学者。政治、経済から、農業、健康まで関心は幅広い。朝日新聞 「ニッポン前へ委員会」委員。


    ○駒崎 弘樹
    社会起業家 フローレンス代表
    1979年生まれ
    慶應大学SFC卒。 大学在学中にITベンチャー経営者となる。卒業後、日本初の「共済型・非施設型」病児保育サービスを開始。空き住戸を使った少人数保育施設「おうち保育園」が政府の待機児童対策政策に採用される。震災後、外で遊べない子ども達のために「ふくしまインドアパーク」を設立。07年Newsweek「世界を変える社会起業家100人」に選出。


    ○齋藤ウィリアム浩幸
    起業家・ベンチャーキャピタリスト
    1971年アメリカ・カリフォルニア生まれ
    (日系2 世)
    情報セキュリティや暗号化、生体認証技術が専門。わずか14 歳でI/O Software を起業。UCLA で医学を学び、医者としてわずかな期間働いた後、再び自らの会社の経営に戻る。2004 年、I/O Software をマイクロソフト社に売却。2005年日本に移住。2007 年東京でInTecur(インテカー)社を立ち上げ、革新的な技術をいかに適切に使い、市場を開拓するかのコンサルタント事業を展開。

     

    ○澁谷 知美
    社会学者 東京経済大学准教授
    1972年大阪市生まれ 千葉県育ち
    TBSラジオ『文化系トークラジオ Life』サブパーソナリティ、
    朝日新聞社ウェブサイトWEBRONZA 執筆者。
    専門はジェンダー論、男性の性の歴史。男性社会に対する鋭い論評で広い世代に支持されている。


    ○城 繁幸
    人事コンサルタント 作家
    1973年生まれ
    東京大学法学部卒。富士通を経て04年独立。06年よりJoe'sLabo代表。各種企業、自治体向け人事制度アドバイザーのかたわら、雇用問題のスペシャリストとしてメディアにて発言。09年からは若者マニフェスト策定委員会の一員として、世代間格差問題にも取り組む。


    ○松岡 由希子
    フリーライター
    1973年 大阪生まれ
    米国MBA(経営学修士号)取得。アントレプレナーシップ(起業家精神)専攻。経営学の理論やフレームワークを活用したコンサルティング、新事業モデルの創出、ベンチャー企業の立ち上げなどに携わったのち、フリーライターとして独立。いま世界中で実際に起きている様々なプロジェクトやムーブメントを直接取材し、言論によって「持続可能な社会づくり」を支援する活動を続けている。


    ○水無田 気流
    社会学者・詩人
    1970年、神奈川県生まれ
    東京工業大学世界文明センター・フェロー
    一児の母。女子カルチャーや、新時代の幸福論の考察、分析に意欲的に取り組む社会学者。詩人として2006年『音速平和』(思潮社)で中原中也賞受賞。2008年、『Z境』(思潮社)で晩翠賞受賞。


     

    | 世の中のこととか | comments(2) | trackbacks(0) | posted by m-minako - -
    Comment








    minakoさん
    自分も観ました。まぁLost Generation世代がGlobalization, 格差、Gender差別、国家・政府の役割などに問題意識を持っているのが良く分かりました。この世代(発言者・視聴者)がこれらの課題をどうやって政策・自分の行動に反映させていくかを楽しみしていましょう。


    posted by mizo-furo | 2012/01/04 3:21 PM |
    mizo-furoさん

    コメントありがとうございます。そうですね、彼らが口だけじゃなくて、本当に世の中を変えてくれたらいいですね。政治不信というよりも、もう「幻滅」に近いものを感じているわけですが、わらにもすがる思いであの世代に期待させてもらいたいと思います。

    それにしても、世の中に不満ばかりが渦巻いていて、既得権益者への執拗なバッシングとか、さらなる弱者への冷酷な差別とか、どうしちゃったんだろうと思うようなことが起きています。縦への成長ではなく横へと広がって、もっとふところの広い国になったらいいのになと思っています。
    posted by minako | 2012/01/05 2:00 AM |
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