KOTOBAYA 雑記帳

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親は最大の環境だ 10:09
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    NHK大河ドラマの「平清盛」、見たいのにちっとも見る時間がないけど、私がこのドラマに興味を持ったのは、内容よりも、むしろ題字を書いた女の子のほうだった。


    金澤翔子さんはすばらしい書家だ。書のことなんかこれっぽっちもわからない私だけど、彼女の作品に自然と心がきゅんとなる。「ダウン症の書家」として紹介されることが多いけれども、作品のすばらしさは、仮に彼女が健常者であっても揺るがないだろう。でも、もしも人と競うことなく天真爛漫に生きることが健常者には難しいのであれば、その意味では、彼女がダウン症であったからこそ生まれた作品なのかもしれない。


    金澤翔子の世界
    http://noritake777.jp/kanazawa/shouko-index.html

    「月光」「如来」「飛天」……、ああ、なんという感動☆


    彼女のお母さんもまた書家である。こう考えると、親とは子にとって最大の環境であるとつくづく思う。ロンドンオリンピックのメダリストをとってみても、親御さんが選手や指導者であった人の何と多いことか。レスリングの吉田沙保里さんはじめ、体操の内村航平くんや田中きょうだい、卓球の石川佳純さん、フェンシングの太田雄貴さん、千田健太さん、重量挙げの三宅宏実さん、ハンマー投げの室伏広治さん、ほかにもいっぱいいっぱい。


    改めて、親の影響が子に及ぼすものの大きさに、ただおそれをなすばかりだ。これってかなり怖いよね。そこで、「ごめんね、こんな親で」と謝ってみると、「いいよ、いいよ。まあまあな線いってるから大丈夫」との反応。これって喜んでいいんだよね?


    ただ、金澤翔子さんのお母さんは、自分の子どもがダウン症だということが受け入れられずに、最初のうちは毎日死ぬことばかり考えていたと語っていたよね。ダウン症の宣告は絶望であったと。その言葉は重い。きれい事なんかじゃ済まされない葛藤がきっとあったんだろうね。新型の出生前診断のことが話題になっているけれど、私はそれをどう考えたらいいのかわからない。ただわかるのは、翔子さんの書がすばらしいということだけだ。

    | 生きていくこととか | comments(0) | trackbacks(0) | posted by m-minako - -
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