KOTOBAYA 雑記帳

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「八重の桜」もいいけど、「はね駒」も!!! 04:37
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    来年の大河ドラマ「八重の桜」のおかげで、地元は賑わいを取り戻している。綾瀬はるかちゃん大好きだし、オダジョーさんもいい役者さんなので、私もすごく楽しみにしている。会津が主な舞台ということで、中通りの人間にとってはちょっと遠い感じがしないでもないけど、まあ、それはそっとしときましょう。


    実は中通りが舞台になったNHK朝の連続テレビ小説がある。懐かしい「はね駒(こんま)」だ。確か二本松が舞台だったと思う。あまりに昔すぎて残念なことにストーリーはまったく覚えていないんだけど、ヒロインの斉藤由貴さんがかわいらしかったことだけはおぼろげに記憶に残っている。それに、いま調べたら、樹木希林さん、渡辺謙さん、小林稔侍さんといったそうそうたるメンバーが脇を固めていたんだね。もう一回、ちゃんと見たくなっちゃった。


    そもそも平日のはずなのになぜ私がその場面を目にしたのかすら謎なのだが、学校が代休だったのかなあ、「はね駒」の中で忘れられないワンシーンがある。それは、宣教師役の沢田研二さんの前で、りん(斉藤由貴さん)が「コリント人への第一の手紙13章」を暗唱する場面だ。今でもあの画面が思い浮かぶってことは、よっぽど衝撃的だったんだよね。


     たといわたしが、人々の言葉や御使(みつかい)たちの言葉を語っても、
     もし愛がなければ、わたしは、やかましい鐘や騒がしい鐃鉢(にょうはち)と同じである。
     たといまた、わたしに預言をする力があり、
     あらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、
     また、山を移すほどの強い信仰があっても、
     もし愛がなければ、わたしは無に等しい。
     たといまた、わたしが自分の全財産を人に施しても、
     また、自分のからだを焼かれるために渡しても、
     もし愛がなければ、いっさいは無益である。
     愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。
     愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない。
     自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
     そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
     (後略)


    あまりに美しくて、私も慌てて「13章」を暗唱したっけ……



    多感な時期に英語を教えていただいた牧師のM先生、今ごろどうなさっているんだろう。先生の薦めで、私はフランクルの『夜と霧』を読み、神谷美恵子の『生きがいについて』を読み、五味川純平の『人間の條件』、そして丸山眞男や加藤周一を読みあさった。先生は一橋大学で社会心理学を専攻され、その後、神学校へ進まれた方でしたね。ふまじめな私は入信することはありませんでしたし、先生が繰り返しおっしゃっていた世を牽引するインテリゲンチアにもなれないまま、とうとう出会ったころの先生と同じ年代になってしまいました。それでも、人生において先生ほど私を揺さぶった方はおいでになりませんでした。出会いを心から感謝しています。本当にありがとうございました。

    | 福島のこととか | comments(0) | trackbacks(0) | posted by m-minako - -
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