KOTOBAYA 雑記帳

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「リメンバーミー」という祈り 12:43
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    コラムニスト・矢部万紀子さんが、朝ドラのヒロインを「何者かになりたい女子」と表現してらしたけど、確かにそうだね。朝ドラのヒロインだけじゃなくて、若いときはだれもがみんな「何者かになりた〜い」って思ってるんじゃないのかな。だけど、何になりたいのかもわからないし、どうやったらいいかもわからない。

     

    だから、「何者かになれた人」はほんの一握りで、たいていは「何者かになりたかったおばさん」に収まることになる。じゃあ、それは残念で不幸なことなのかっていうと、ぜんぜんそんなことない。生きている間にはけっこういろんなことが起こって、頑張ったり困ったり助けられられたりして、ハッと気づくといい年になっていて、「本当はこんなはずじゃなかったんだけどねえ。まあいっか。いまさらしかたないもんね。ガッハッハ」てことになるんじゃないのかな。

     

    『リメンバー・ミー』は涙腺崩壊の映画だった。吹き替えで歌ってるのが陽彩くんという13歳の男の子だと知ってびっくり。歌うますぎ!!! そうそう、「リメンバー・ミー」って、ささやかだけど切実な祈りだね。「何者かになる」ためじゃなくて、「だれかに思い出してもらえる存在になる」ためにこの世の人生ってのはあるのかなと思ったりした。

     

    「十億の人に十億の母あらむも わが母にまさる母ありなむや」って偉い浄土真宗の宗教家さんのことばにあったよね。 私もいつか遠い日にはそんなふうに言ってもらえるようになるのかな。いまのところからっきし自信ないけど。まあね、逝ってしまった人のことを思い出す暇もないくらい生きるのに忙しかったなら、むしろそのほうがいいんだけどね。

     

    | - | comments(0) | trackbacks(0) | posted by m-minako - -
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